ソウル・オブ・カオス
GBA版以降のFF1(Android版を除く)には「ソウル・オブ・カオス」と呼ばれるエクストラダンジョンがあります。ソウル・オブ・カオスのダンジョンは4箇所にあり、それぞれ土・火・水・風のカオスを倒した後に入れるようになります。これらのダンジョンには、ストーリー本編にはない独特のシステムやマップが存在し、ダンジョンの奥には後のFF作品のボスたちがゲスト出演しています。また、これらのダンジョンでしか入手できないアイテムも多数あるので、ストーリー本編だけでは物足りない人はぜひ挑戦してみましょう。
ダンジョンの場所と解放条件
ソウル・オブ・カオスの4つのダンジョンは下記の場所にあります。
ダンジョン名 | 階数 | 場所 | 解放条件 |
---|---|---|---|
大地のめぐみのほこら | 5 | コーネリア北西 | アースの洞窟でリッチを倒す |
燃えさかる火の大穴 | 10 | ドラゴンの洞窟近く | グルグ火山でマリリスを倒す |
いやしの水の洞窟 | 20 | メルモンド東の海上 | 海底神殿でクラーケンを倒す |
風のささやく洞穴 | 40 | 氷の洞窟北東 | 浮遊城でティアマットを倒す |
解放条件を満たしていなくても入ることはできますが、最初のフロアより先へ進むことはできません。
ダンジョン内でのルール
ソウル・オブ・カオスのダンジョンでは、以下の点がストーリー本編と大きく異なります。
- 「テレポ」「ダテレポ」「非常口」は使えない。
- 固定マップを除き、マップと宝箱の配置・中身がランダムに決まる。
- 全滅してもゲームオーバーにならず、ダンジョンの入り口で復活する(HPは1)。
ランダムマップと固定マップ
ランダムマップ
ダンジョン内のメインとなるマップで、そのダンジョンに用意されたマップの中からランダムで1つが選ばれます。また、宝箱もランダムで配置されます。一度入手した宝箱でも、再びダンジョンに挑戦すれば何回でも入手することができます。宝箱の中身については、フロアごとにいくつかの候補があり、その中からランダムで選ばれる仕組みです。
固定マップ
ボスがいるフロアは、毎回必ず同じ階層・同じマップとなります。宝箱の位置も固定で、一度入手した宝箱は二度と入手できません。ボスは再びダンジョンへ入った時に復活しているため、同じボスと何回でも戦うことができます。
ゲームオーバーにならない
ストーリー本編や時の迷宮では全滅するとゲームオーバーになり、タイトル画面に戻りますが、ソウル・オブ・カオスでは全滅してもゲームオーバーにならず、HP1でダンジョンの入り口に戻ります。その際、特にペナルティはなく、ダンジョン内で得た経験値やアイテム等もすべて保持されるので、レベル不足のパーティでも気軽に挑戦することができます。